普段ご自宅の屋根を見る方は少ないかと思います。
梯子を使って上るのが難しい方であったり、屋根は高所で落下する恐れもあり、非常に危険なので怖いといった方がほとんどです。
その為、ご自分での現状の把握が難しくどのタイミングでメンテナンス、修理や交換工事したら良いか分からないという方が非常に多いです。
以下にて簡単にまとめましたので、ぜひご参考にしてください。
目次
屋根材毎の耐用年数と劣化の見分け方
❒スレート屋根
耐用年数は15~20年程度と言われています。
スレート屋根は塗装のメンテナンスが必要とされています。
劣化の見分け方は下記のような事が挙げられます。
・スレート板にヒビ割れや欠けがみえる
・留め具である釘やビスが浮いている
・棟板金が浮いている
・色あせがみられる
・藻、カビがみられる
・雨漏りしている
❒瓦屋根
耐用年数は、陶器瓦が40~60年程度、セメント瓦が20~40年程度と言われています。
陶器瓦であれば、特に塗装のメンテナンスは必要ありません。
劣化の見分け方は下記のような事が挙げられます。
・一部の瓦にヒビやずれがみられる
・漆喰がはがれている
・色あせがみられる
・藻、カビがみられる
・全体に歪みがみられる
・雨漏りしている
❒ガルバリウム銅板屋根
耐用年数は20~30年程度と言われています。
金属の為、錆などが起きやすいので注意が必要です。
劣化の見分け方は下記のような事が挙げられます。
・凹みや塗膜の剥がれがみられる
・色あせや錆がみられる
・釘などが浮いている
・穴あきや変色がみられる
・屋根材のめくれがみられる
・雨漏りしている
屋根工事は主に8種類
❒葺き替え工事
既存の屋根材を全て剥がして、新しい屋根材にすることです。
屋根材だけでなく下地、防水シートも新しくします。
外観も変わり、家を雨、風や紫外線等から守るといった機能も備わります。
❒葺き直し工事
既存の陶器瓦の屋根材を再利用し、屋根を張り替えることです。
屋根材だけでなく下地、防水シートも新しくできます。
❒重ね葺き工事(カバー工法)
既存の屋根材の上に、新しく屋根材を張ることです。
既存の屋根材の上に防水シートを張り、その上から新しい屋根材を張ります。
❒塗装工事
屋根材を塗装し、外観の美しさの維持、劣化を防ぎ雨漏りの防止に繋がります。
屋根材毎の塗装するタイミング
・スレート屋根:約10~15年
・トタン屋根:約5~8年
・金属屋根:約12~13年
・セメント瓦:約15~20年
❒屋根材の修繕工事
破損した屋根材を直すことです。
屋根材全てではなく、破損している一部の修繕になります。
❒漆喰補修/交換工事
・漆喰補修工事
古い漆喰を取り除き、新しく塗り直すことです。
・漆喰交換工事
一度瓦を取り外して、内部の葺き土、漆喰を新しくやり直してから瓦を乗せていくことです。
❒棟板金交換工事
既存の貫板と棟板金を撤去し、新しく貫板と棟板金を取り付けることです。
木材の貫板が多いですが、腐食しない樹脂製の貫板に変えることも可能です。
※貫板とは、棟板金を止めるための下地材のことです。
❒雨樋修理/交換工事
・雨樋修理工事
雨樋の一部のヒビ割れ、継手の外れなどの一部が破損している場合は修理が必要になります。
・雨樋交換工事
雨樋を新しく付け替えることで、外壁への負担を減らし建物の耐久性の維持に繋げられます。
私達はお客様に寄り添い、ご満足していただけますよう努力をしてまいります。
修理・交換が必要か分からない、異常が無いか調査して欲しいなど、どんな小さなお問い合わせ・ご相談でも構いません。
まずはお気軽にお問い合わせください。